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在宅医独り立ち後はじめての仕事納めがトライアスロンみたいだった件

12月27日


今年の仕事納めは慌ただしかった。

あるようなないような医師のキャリアの中でも、

独立して初めての12月だったということでも、

とても記憶に残る最終日だった。


持ち帰り用のお蕎麦をぎりぎりに仕上げてくださった

行きつけの店主さんのいつも通りの笑顔と、

薬局さんからお歳暮で頂いたおかき餅やさんの缶かんの中から、

一生懸命「梅ざらめ味」を漁って頬張ったこと、

夜になって伺ったお宅で、かわいいお嬢さんとコンソメスープを

味見させて頂いたことを、一生忘れない気がする。


朝から訳の分からない税務関係の書類と年末調整の処理、

「それ白紙で持っておいてください、そっちのは最初のページだけ、

処理してください」

事務所の担当の方の声がすごい明るい。ランニングハイに違いない。


「はぁいよろしくお願いいたします」

ポンプの業者さんは鳥取県を右に左にの大移動、

そんな中うちに指示書を持ってきてくれました。

「来年もよろしくお願いいたします」

お昼に来られる卸の方はいつも優雅に見えるけれど、

見えないところできっと大変な業務を抱えているんでしょう。

見習いたい。


勤務医時代には何とも思っていなかったような処置も、

在宅に持ち込むと沢山の事務作業と一からの物品準備で、

何だかとても大がかりになってしまう。


時間が押していても一生懸命丁寧に対応してくださった訪問看護師さん、

急なお願いだったのに笑顔でやってきた、薬剤師さん、

みなさんのお陰で患者さんの希望をかなえることができました。


診療所では一心に事務員が作業してくれていて、遅くまで看護師と

残った仕事の片付け。

私は指示書と、管理料の入力と、処置の記録と出勤簿の〆で頭がいっぱいになりながら、

検尿コップで蕎麦湯をすすっている。


最終的には家で家族と、あったかいごはんが待ってくれていて、

あぁゴールだ、

臨床と医療事務と事業主と、

今日はトライアスロンみたいなもんだったなとか、

ぼんやり思っていました。


今となっては蕎麦とおかきとコンソメスープとしゃぶしゃぶの味が

胸の中でふわふわ漂って。



今年1年ありがとうございました。年末も仕事しながら、それ以外の時間は

休憩していこうと思います。

来年もぜひ、よろしくお願いいたします。



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