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  • 米子の暮らしを支える よだか診療所

地球より重いっていうなら答えてくれ・生命倫理のお話

県内発生いまだ0件。お陰様で従業員一同体調良く活動しています。 緊急事態宣言、一層の自粛要請。 当院でもマニュアル作りを加速化させました。 日本医師会のプライマリケアの手引きをもとに、感染対策を整理。 マスクは毎日少なくなる。気道分泌物の微細な飛散に対応するための、 N95マスクの備蓄はほんのわずか。 ガウンが足りない。入荷未定。 ゴーグル・体温計・SpO2モニターも買い足せない。


気づいたら経験したことのない事態。 難しい文言をかみ砕いてみなさんにお伝えできるよう、資料作り。 介護者隔離が困難なことと、BiPAP・気道吸引など、すでにハイリスクな医療行為を 平常時行っている家庭の困難さに気づく。 行政に相談。まず窓口がどこなのかから迷われる。 文書発行元にとご提案いただき、厚生労働省にかける。 生まれて初めてかける。全然つながらない、当たり前である。 再びたどり着いた部署で、公開されているQ&Aに再度Q&A。 難しい問題に一生懸命応えて下さる。お忙しい中の熱意に感謝。 医療・介護双方の担当部部署に確認。 「利用者の方も医療機関に収容すれば…うちにも情報がなくて…」そりゃそうだ。 「そういう想定は現時点ではしてなくて…」そりゃそうか。 グレーな人をわざわざ収容しないといけないなんて無理がある。 とにかくどこに聞いても「そんなこと聞かれたの初めてなもんで」。 在宅医療は蜘蛛の巣のような繊細さで、微妙なバランスで成り立っていた。 介護を代わってくれる存在がある家庭は少ない。 住居型施設はひとつひとつ、どうみてもまさにクラスター。 そしていつもは生きていくために必要な医療行為が、今こんなにリスクをはらんでいるとは。 どうしたらいいかは自分たちで決めていかなければならない。 家で過ごしたい。離れたくない。一緒にいたい。 そんな人間個々の願いはどこまで聞き入れられるのか。 どうしても限界が見えてくる。 残念だけれども最悪の事態について説明して回らなければなりません。 備えていれば、絶望をわずかにでも希望に変えられるかもしれません。


思いついていたお化粧ボランティアも延期せざるを得ません。 顔に触れるのはリスクが高い。 もっとうららかな日の喜びのために取っておこうと思います。 今はとにかくみなさんのもとに、少しでも「知る安心」「備える安心」を 届けられるよう情報収集を続けていきます。




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朝に夕に 繰り返す毎日の中で

四季がめぐる

明日もまた朝日がのぼる

いま ここに生きる

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よだか診療所
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