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新年のごあいさつに替えて|ロダーリの物語と在宅医療の未来

更新日:5 日前

明けましておめでとうございます

皆さま、新年あけましておめでとうございます。新しい一年の始まりにあたり、よだか診療所からご挨拶申し上げます。

昨年11月1日に開業し、はや2か月。慣れない作業に課題は残りましたが、たくさんの出会いと、これまでに築いてきた地域のつながりを生かしながら、本年はさらに確かな在宅医療を、より多くの方々に届けられるよう活動してまいります。


「地球と人ものがたり」—— ジャンニ・ロダーリの言葉

私の好きな作家に、ジャンニ・ロダーリ(1920〜1980)がいます。激動のイタリアを生きた彼は、子どもたちに向けて、含蓄あふれる童話を数多く残しました。

その短編集の巻末にある「地球と人ものがたり」には、こんな話があります。

人間が地球に誕生したころ、地球には何もなかった。     食べようと思っても、ナイフもフライパンも、火もなかった。 疲れて休もうと思っても、ベッドもなかった。        すべて、自分たちの手で作り出さなければならなかった。   これからも、地球にまだないものを、私たちは腕まくりして、休まず作り出していく——。

この物語を読んだとき、とても勇気が湧きました。


「今ここにないもの」を作り出していく在宅医療へ

当院には、新たなスタッフを迎えます。そして、訪問看護ステーション、リハビリ、通所施設、病床など、地域の貴重な医療資源と連携しながら、それぞれの暮らしに合った医療を提案していきます。

がん・心不全・難病・認知症の方の治療

それぞれの分野の緩和医療を充実させ、在宅で発展させる

最期の時間を自宅で過ごす方に、心地よい時間を届けるためのアロマテラピー

在宅医療には、まだまだ課題が多い。でも、「今ここにないもの」で困っているなら、作っていくしかない。

「こんな状態で家に住めるわけがない」——そんな概念を、嬉しい驚きと安心に変えられる在宅医療を、地域で実現していきます。


前を向いて、腕まくりをして

悩んだり、怒ったり、落ち込んだりすることもあるでしょう。でも、下を向いて嘆くだけではなく、腕まくりをして、この両手で前に進む答えを作り出していきたい。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。




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YODAKA  CLINIC Home Care
​開院時間   月 火 水 木 金 土 日
9:00-12:00  ○ ○ ○ ○ ○ ☓ ☓
14:00-17:00  ○ ○ ○ ○ ○ ☓ ☓
米子市の在宅医療・緩和ケア
​よだか診療所


〒683-0064   鳥取県米子市道笑町1丁目111番地
​             米子専門大店ビル1F
FAX : 0859-33-1115

※お越しの際は万能町市営駐車場をご利用ください。

サービス券をお渡しします

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