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2019.07.31 ユマニチュード研修に行ってきました

居心地の良い在宅医療

本年11月1日オープンにむけて、目下診療の準備中。院内スタッフの学習のさきがけとして、去る7月末に岡山市で開かれた講習に、おさらいのため行って参りました。

「老い・認知症とともに奪われた人間性を再び獲得する」がコンセプト、患者さんとぐっと仲良くなれる、素敵なコミュニケーション技法なんです。

私がユマニチュードに初めて出会ったのは、救命救急センター在籍時代。 認知症・頭部外傷・脳卒中―認知機能が低下した方にとっては、病院は知らない人だらけ、医療行為はわからないこと・怖いことだらけ。 患者さんの視点に立ったユマニチュードなら、お互いの絆を深めることができます。

それが介護・医療の現場を、お互いに辛くない・愉しい時間にしていくことに繋がります。 私の場合は診察が始まるとき。最初はお互い遠慮しながら、顔色を伺ったり。でも少しずつ気心が知れて、色んなお話が引き出せるようになったり。そしてその思いを家族に伝えるお手伝いもいたします。何度もお会いして作った繋がりで、それはまるで醸造酒のように薫り高い愉しさです。

当院では各スタッフ、それぞれ自分なりのユマニチュードが発揮できるよう準備を進めて参ります。患者さん、ご家族さん、そして医療介護スタッフ、それぞれにとって在宅の現場が少しでも心地よい空間になるよう取り組みます。 どうぞ、ベッドサイドで見て、聞いて、触れて、感じてみて下さい。いい仕事が少しでも出来るよう、日々歩んでいきたいと思います。ぜひ一度ご相談ください。


米子の在宅医療 よだか診療所

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